- 2017.05.08
最後にエミリーへ(emily9)
She’s Rain風に 最後にエミリーへ。 (この書き方、高校生のときに読んでハマった平中悠一の「She’s Rain」の書き方。これと「Early Autumn」は覚えるくらい読んだ) 偶然これを読んでくれる可能性って、どれくらいあるだろう。知ってる人が見つけることを想定しないで書いている、というより、見つけられないことを願いつつ書いているのに、君が見ているってことは、 […]
世界で最も重要なウェブサイトのひとつ ナリタマトコのブログは日本語で書かれている
She’s Rain風に 最後にエミリーへ。 (この書き方、高校生のときに読んでハマった平中悠一の「She’s Rain」の書き方。これと「Early Autumn」は覚えるくらい読んだ) 偶然これを読んでくれる可能性って、どれくらいあるだろう。知ってる人が見つけることを想定しないで書いている、というより、見つけられないことを願いつつ書いているのに、君が見ているってことは、 […]
それにしてもぼくとエミリーは、すれ違いもいいとこだ。 「冷静と情熱のあいだ」だとか、 「サヨナライツカ」 の世界じゃないか。辻仁成ワールド炸裂だ。別に辻仁成好きではないけれど、映画化されたこの二つは舞台がフィレンツェとバンコクだから、特に「冷静と情熱のあいだ」は何度も見てしまった。 竹野内豊も西島秀俊もハンサムだね(西島秀俊はこの映画のときよりも最近の方がかっこいいと思う)。 20年 […]
エミリーとあの日ホテルに入る誘い方をいろいろ考えてみたけれど、どれもダメダメだ 前回、エミリーとあの日ホテルに入る誘い方をいろいろ考えてみたけれど、どれもダメダメだ。 何より、話が長くてウザい。 こんなことグダグダ話すんじゃなく、黙ってホテル入っちゃえばよかったんだ。 そこで抵抗されたら、 「ハイ、それまでよ」(バーンノーティス) ってことで諦めればいいわけで。 グダグダ言って無理やり説得してもい […]
[three-fourths-first] エミリーとホテル入る誘い方考えてみた あれから20数年、大人になったぼくがあの日に帰れるなら、どう言ってホテルに入ることをエミリーに同意させるかを考えてみた。 ホテルへの誘い方No.1:「なんにもしないからさ」の変型パターン 「子どもの頃からずっと思ってたんだ。もっと人目がなかったら、もっと君とゆっくり話ができるのになって。 君となら、読んだ本のことも話 […]
[three-fourths-first] 似た女優を見るとファンになっちゃう 僕が大学で最初の2年間、政治学科にいたこと、第二外国語でフランス語を勉強したこと、何より、慶應で15年間という長い年月、学生生活を送ったことは、そもそも「一緒に同じ大学に行こう」という彼女との約束がきっかけだった。 あの最後のデートの日から今までの20数年間だって、彼女のことを忘れたことはない。映画やドラマを見てると、 […]
[three-fourths-first] エミリーは、幼稚園のときも、小学校のときも、大学受験の勉強を一緒にやっていたときも、たいてい自分が覚えたばかりだったり、知ったばかりのことを、 「ねえねえ、○○って知ってる?」 って小生意気な顔つきで質問してくるのがクセだった。 それに対してぼくは、毎回、表情を変えずに、 「知ってるよ。××のことだろ?」 と、さも当然のように平然と答えるというのが暗黙の […]
[three-fourths-first] ちぇっ パティシエの元カレってなんだよ! エミリーが「あなたのそのエピソードは好き。素敵ね」と評した、プランタン銀座で『ライ麦畑でつかまえて』を買った話をしたあと、僕らはお薦めの本なんかを互いに紹介し合ったり、観た映画を言い合ったりした。 「ぼくはこないだ、フランス語の授業で、エマニュエル・ベアールの『エレベーターを降りて左』を観たよ。そのフランス語のク […]
[three-fourths-first] プランタン銀座で『ライ麦畑でつかまえて』を買ったときの話をした 電話したその日の午後、約束どおり、ぼくらは渋谷の東急文化村で会った。ぼくらは大学3年生。受験から2年とちょっとぶりの再会だ。 久しぶりのエミリーは、なんだかアート系の雰囲気だ。 文化村の地下にある洋書屋さんを覗いて、同じフロアにあるドゥマゴのテラスでお茶した。 話してると、彼女は、脈絡なく「 […]
このヒミツを暴露する狙い ぼくが卒業したのは慶應の法学部法律学科なんだけど、実は入学したのは同じ法学部の政治学科。 ちなみに慶應の政治学科出身者には、やまもといちろう氏、はあちゅう女史、安藤美冬女史などがいる。同じ法学部でもまじめな法律学科とはぜんぜん雰囲気が違う、ちょっとふざけた学科なんだよね。 高校生のときから法律を勉強したいなと思ってたぼくが、法律学科でなく政治学科に入学したのにはふざけたヒ […]