会議でスマートに見せる100の方法 (早川書房)

会議でスマートに見せる100の方法 (早川書房)

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ぼくは、このブログで、「ナリタマトコの読書体験」つうカテゴリ設けて、ぼくが読んだ本を挙げていこうと思っているんだけど、基本的に、ぼく自身の感想やレビューは書かない。

ぼくは昔から、読書感想文を書かせればいちいち表彰される子供だったけれど…けど朝礼のときに校長先生のいるお立ち台まで表彰状もらいに行くのめんどくさいしいちいち全校生徒の前に出てかなきゃいけないの照れくさい。同じくらいデキるせいで同じクラスになれないエミリーも見てるし。あとでコッソリ渡して欲しい…(けど、感想文得意だったから妹の宿題の感想文も書いてやったし、もっと言えば、妹の大学時代のレポートも、元妻の大学時代のレポートも11万円で請け負ってアルバイトしてた。全部A)、そんなもんは書けつうから書いただけで、大人のぼくは誰からも命令されるわけではないので書かない。

自分が発見した、その本の面白さを、わざわざ他人に教えてたまるか、ってのもある(まあ、これはウソだが)。

Amazonのサイトにカスタマーレビューをアップしたこともない。

しかしながら世の中には、ぼくと違って実にていねいに、上手にカスタマーレビューを書くことができる大人がいっぱいいるもんだね。ぼくはAmazonで、「あなたへのおすすめ」「これを買った人は、こんな商品も見ています」ってのを全部見て、それぞれの商品ページに掲載されているカスタマーレビューを読んでくのがすごく好き。それやってたら夜があっという間に明けてしまうし、1日があっという間に経ってしまうくらい。それに、いいレビュー読むと、ほんと欲しくなっちゃうんだよね。だからレビューは、ぼくなんかより上手な人たちに任せる。あの膨大にAmazonに蓄積されているレビュー、もっともっと活用されるべきだし(いくら上手で得意な人たちが書いてるって言っても、上手なレビューって、書くのにそれなりに時間とか頭脳とかすごくかかってるはずだしね)。

ただ難点は、11個の商品ページを開いて読んでくのがエラくめんどくさいことなんだよね。

なので、Amazonのレビューばっかりどんどん自動で読み上げてくれたりしたらいいのになーって思ってたから、以前から、自分がウェブサイト作ったらそれやってやろうって思ってた。

だからぼくは、このブログでは、本のレビューはしない。

Amazonのレビューを読み上げて流す。

でも、この本は、あまりに面白くて、ひとこと言いたくてたまらんくなった。ぎゃー、なんと言っても、この本面白すぎる。お腹がよじれる。

この本書いた人のセンス好きー。

ぼくはまともに働いた期間が、ヒクほど短いので、会議なんかほとんど出たことないし、仕事なんか辞めちゃったから、今後も一生、会議なんか出ることぜったいにないんだけど、これに書いてあること使いたいわー。

なにについて議論しているかに関係なく、それがスケールするかをたずねるのは効果がある。この質問の本当の意味をだれにもわからないとしても、どんな状況でも使え、エンジニアをドギマギさせることができる。

ぎゃはははは

 

描くだけでスマートに見える21個の無意味な図形

三角形と、そのてっぺんに向けた矢印を描いて「私たち、集中すべきところを見失っていない?」と聞く。


「ストラテジー」「ゴール」「アクション・プラン」といった単語を大きな文字で書き、下に二重線を引く。
そしてそのまま席に座る。チームのみんなは、ビジネスのことだと思うだろう。


人型をいくつか描いて、私たちの顧客について議論しなければならないと言う。そのうちひとつを丸で囲んで

「彼女はルーシー。ルーシーはお母さんなの。ルーシーが何を欲しがっているか、だれも気にしていない。私たちの欲しいものはなんだった?問題はそこなのよ。ルーシーの欲しいものはなに?」と言う。

ギャー!!出た、アメリカ人!このしゃべり方、アメリカ人!!意味不明!!!(特にMBAとか出て、ちょっち気取ってて、自分のこと賢いって思ってるやつな。MBAとかバカなのにさ。ぼくもバカなMBAだが。いっそMBAcaとかにしたらおもしろいのに)
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