Spotifyをお得に利用する方法を発見したった

Spotifyをお得に利用する方法を発見したった

音楽ストリーミングサービスの中ではいちばんだろうね

Hey*,

Spotify使ってる?

ぼくは最近使い始めたよ。これ、いろいろある音楽ストリーミングサービスの中でいちばんじゃない?Apple Music高い**でしょ?Prime Music曲数少ないでしょ?
Spotifyはいいよ。ほんとに。

今日は、そのSpotifyを超お得に利用する方法を発見したのでシェアするよ。ただし、くれぐれも自己責任で利用してくれ給え。

*この「Hey」っての、我々日本人にはちょっとしっくりこないっていうか、なんかちょっと粗野でふざけた感じがして、いったいどういう場面で使っていいのかあまりよくわからない掛け声じゃない?(使うとしたら、ふざけて友達にボールをパスするときくらいかな)たぶん日本語にすると「やあ」とかそんな訳がついてた感じなんだけど、「やあ」っての自体、ぼくは人生の中で使ったことがないんだよね。それこそ海外の映画とかドラマの吹き替えくらいでしか聞かないよね。だから「Hey Siri」とかも小っ恥ずかしくて言えないじゃん?でも、アメリカではけっこう使われるっぽいよ。ぼくが驚くとともに、「こんなときでも使っていいんだ」と知ったことでなんとなくニュアンスを理解するのに近づいた気がしたのは、あるウェブサービスのサポートとのメールのやりとりの場面。サービスにログインできなくなって何度かサポートの人とやりとりをする中で、サポートセンターの女性が(名前と顔写真が出てる。きれいな若い子だった)、「Hey,」って書いてきたんだよね。ファーストネームが表示されてるし、こっちのこともファーストネームで呼んでくる感じでもともとフレンドリーではあるんだけど、日本ではあまり考えられないじゃん。サポセンのオペレーターの女性が「Hey」とか「やあ」とか。同じ日の1、2時間の間に何度目かのメールで、毎回堅苦しい挨拶するのもおかしいから、「どうも」みたいな感じなのかなあ?

**追記: Apple Musicとは価格が同じだったわ。

半額以下。こんなにお得

まず、どれだけお得かを紹介しよう。

  • Premium版(ってのはふつうの有料プランのこと)最初の3ヶ月日本では100円のところが、この方法だと約40円。
  • Premium版の3ヶ月以降日本では980円/月のところが、この方法だと約400円/月
  • それと、1個の契約で同居の家族が使える(アカウントは別だから家族のメンバーそれぞれ別のプレイリストやなんかを持つことができる)Premiumのファミリープランが日本では1,480円のところが、この方法だと約600円/月だよ。

これ、かなりお得じゃない?

契約しようとするときにいる国(=IPアドレス)によって異なる料金

何度も言うけどぼくは今現在、タイに住んでる。ここからSpotify契約しようとしたら自動的にこういう金額だったわけだけど、日本語でSpotifyの使い方調べてたのと金額が違ってたんだよね。
けどさ、これって、使ってるインターネットのIPアドレスだけで判断しているようなのさ。

だから、ぼくがVPN使って日本のIPアドレスからSpotify契約しようとすると、日本の金額が適用されちゃう(確認済)。

てことは、タイのIPアドレス使って契約すれば…タイの金額が適用されるんじゃない?(ていうか、ぼくが契約しようとしたら場所がタイだってことがIPアドレスでわかるせいで、勝手にタイの料金体系が表示された。日本の料金が知りたくて調べようと思っても、なっかなか出てこないから、他の人が書いてる記事を見たりするしかなかった。それくらい、今いる国以外の料金がわからないようになってる。……ってVPN使えよって思うかもだけど、それだったら日本からVPNやプロキシで他の国のIPアドレス使って安い国で契約したっていいってことになるんじゃないの?
しかもだよ、いずれぼくも日本に帰国するでしょ?それでも金額は変わらないんだよ。これ、最初の契約時にどこから申し込んだか(どこのIPアドレスを使ったか)だけで、一生、そのときの金額が適用されるようなんだよ。

100円が40円(13バーツ)てのはまあ良いとしても、
毎月1,000円が400円(129バーツ)ってかなり大きいじゃん?
そしてファミリープラン。ちょっと調べてみたところ、日本にはファミリープランないでしょ?このファミリープランもかなりお得だよね。これだって、日本での一人分より安い600円だからね。この記事書いた12月には日本にファミリープランはなかったんだけど、ファミリープランが日本でも開始された(今日…2/27/2018)。けどこっちでは日本のファミリープランの料金1,480円よりずっとお得な600円なんだよ。これって日本でのPremium版の1人分(980円)に比べて380円安いよね。日本でSpotifyは今日、「ファミリープランは2人分の料金より安い価格で家族6人OK」って宣伝始めたみたいだけど、そのファミリープランが1人分の料金よりも安いって、とても得した気分にならない?

裏技的だけど裏技にはならない方法

さっき書いたように、当然、一生タイに住み続けるわけではないぼくが日本に帰国したところで、日本の料金が適用されるわけじゃなさそうだからさ(そんなことどこにも書かれてない。書けないんだと思うわ。国によって価格差があることをあまり知られたくないんだろうと思うんだよね。Spotifyとしては)、てことは、「タイのIPアドレスなんかどうやって使っていいのかわからない!」って人も、旅行か何かの機会にタイに来たついでにでも契約してみればいいじゃんか。それまでは日本で日本の料金払ってたとしても、一旦解約してさ。そうすれば一生、タイの安い料金で音楽を聴きまくることができるんだぜ!しかもその方法は、違法でも何でもないんだぜ!!だってタイからSpotify契約しようとしたら、たとえ日本の料金で契約したくても勝手にタイ価格になっちゃうんだから。

追記:忘れてたけど、IPアドレスのほか、契約時に当該国の料金を適用するのに、Spotifyは支払方法によっても判断してるかもしれない(契約した際、とくにそれを意識させるような手続があったわけではなかったので)。たとえばクレジットカード(の発行元機関のある国あるいはクレジットカードに登録の住所)とか、Paypalアカウントのある国。ぼくが近年使っているPaypalアカウントはタイのもので、Spotifyの支払方法に選んだのもこのPaypalアカウントだったという点も、タイ料金での利用ができている要因かもね。ちなみにPaypalアカウントについては、だいたい好きな国のものを作ることができるよ(米国のはSSNが必要)。今持っているアカウントに使っていないメールアドレスとクレジットカード(とかVCC)があればとりあえず登録できるはず。支払に使うだけならその国の銀行口座の登録は不要で、クレジットカードの発行元の国は問われない場合が多い。ぼくがそのPaypalに用いているクレジットカードはまた別の国のもの。

spotify family plan
「友人も追加できますか?」「友人は追加できません。同じ住所に住んでいるご家族だけが対象です」友人はファミリープランに加入できないってさ。でも家族であることや同じ住所に住んでいることの証明が求められるわけではないんだよね。 家族が同じ住所に住まなくなった場合、ファミリープランのメンバーから抜かなければならないようなんだけど、一緒に住まなくなる=家を出るのが主契約者である場合、ファミリープラン自体を解約しないといけない。つまり、残った家族は料金を払ってくれる人を失った上に、単なるFreeプランという不安定な立場に突如陥ることになる(笑)。 なお、 家族でなくなった場合にどうすれば良いのかについてはどこにも書かれていない。

ファミリープランってほんとうにお得ですか?ファミリープランにほんとに家族と加入しますか?

けど、ファミリープランつって、音楽のサービスをほんとの家族で一緒に契約する人っているんだね。ぼくだったら家族のフリして友達とか恋人となら一緒に入るけど(Spotifyは嫌がるだろうし規約にも反するだろうけど、確かめようがないじゃん、実際のところは)、ほんとに家族で入るなんてちょっと考えられないな。レンタルビデオ屋の会員資格だったら、家族とは共有したくなくない?Amazonでもイヤだな。べつにアダルティなものを借りるとか買うとかじゃなくても。そして音楽は、もっとプライベートなもののような気もするんだよね。今はそれぞれがスマートフォンなど携帯できる音楽プレーヤーをほぼ確実に持ってて、Spotifyなんてまさにそれで聴くわけで、昔みたいに家族みんなで大音量で音楽聴く時代じゃないからね(っていうか全員で聴くんだったらファミリープランなんか不要で、会員資格はひとつあったらいいんだよね)。それに家族っていっても、Spotifyで音楽聴くメンバーって、実際は兄弟姉妹くらいしかいなくない?おとーさんとかおかーさんとか、Spotifyの言うような「6人まで」がSpotify使う「本当の」家族がいる家ってどんな家庭なんだろうね。大家族でしかも仲良くてうらやましいよ(うそ。それほどでもない。お父さんがSpotifyで音楽聴きながら会社行ってるってちょっと恥ずかしくてやだな。なんか軽い。親にはストリーミングとかされないタイプの音楽を聴いていてほしい)。でも日本では少子化が進んでひとりっ子が多かったりするんだから、あまりこのプランではユーザーは得しないんじゃないかな?

*もちろん中高生の子どもが2人とかいる家庭で、子どもたち2人ともが別々にPremiumに加入するんだったら、ファミリープランにまとめて1,480円とした方が親の負担は小さいよね。若い夫婦がそれぞれSpotifyで音楽を聴くようなら、ファミリープランにまとめた方が全体の支出は抑えられるよね。でも6人まで加入できて1人あたり250円弱、っていうようなお得なシチュエーションを、ほんとの家族だけで実現するのは相当困難なんじゃない?

ほんとのファミリーだとは厳密にはいえない人とファミリープランする?小室ファミリーとかね (→記事の最後に書いたけど、結論としては同居してる限り他人でもOKだよ*)

*少なくとも日本以外の各国のSpotify的には。

そんなこと(ほんとの家族だけで6人を満たすなんてふつう無理でしょってこと)をSpotify側がわかってないなんてことは考えられないので、規約には反するけど家族じゃない人とファミリープランすることも実は黙認されたりしてね。

だってSpotifyとしては「自分ひとりで980円は高いけど、友達とファミリープランなら入っちゃおう」って考える人であっても、加入者が増えた方が利益になるわけなんだから。

音楽ストリーミングという全く同じ内容のサービスでかつその提供コストが国によって変わるわけではないのに、国によって2倍以上の価格差を設けていることだって、とにかくハードルを下げてでも世界中で加入者を増やそうという方針の表れなんだし。

世の中のインターネット上のサービスのうち、先進国と後進国(途上国)の間で価格差を設けているサービスが他にありますか?
ドロップボックスはアフリカでは安いんですか?
スカイプの有料サービスは、申し込んだ場所によって料金が異なったりしますか?
HuluとかNetflixは国によって料金体系が違うかもしれないけど、それはコンテンツの数がぜんぜん違ったりするし、字幕や吹替など言語の問題から、他の国の人との間にサービスに互換性がないからね。でもSpotifyは音楽というコンテンツの内容に違いはないんだよ(Spotifyは規約みたいなもののどこかでコンテンツが違うとかちょろっと言ってるけど、違いがあるといえるレベルの違いはないよ。あるわけないじゃん*。だからタイにいるっつうだけで日本人のぼくが日本と同じSpotifyのアドレスにつないでも現地仕様の申込み画面が表示されるようになってるわけなんだから)。

*追記:ぼくにとっては全くの盲点だったんだけど、日本の歌謡曲?(J-Pops?だっけ?)みたいなやつに関しては、よその国のコンテンツとは違うのかもね。タイくらいなら、日本のAKBの有名なやつとかくらいはあるんだろうけど、その他のローカルなアーティストの曲が全曲揃ってるわけではないかもしれん。

てことは、Spotifyの価格差は、後進国の加入者を増やす目的のみでしか合理性を説明できないもので、そうだとすれば先進国のユーザーが後進国のユーザーの2倍以上の料金を払ってシステムを支えてるってことになるから、ユーザーにとって料金の合理性があるとはいえないんだよ。だからこそSpotifyとしてはそのことをあまり知られたくないわけだよね。

(追記)ぼくにとっては衝撃の事実がわかったので記す。Apple Musicもタイで展開してるんだけど、その料金はSpotifyと同じく、基本129バーツ、家族199バーツとなってた!これもタイ語だからわかりにくく書かれてるんだけどね(Appleのサイトは英語表示にもできるんだけど、英語表示に変えても料金が書かれてるページはタイ語になっちゃう)。アップル、お前もかー。

でもこう考えると、6人まで利用できるファミリープランが2人分の料金より安いってことも、実は同じサービスに対する対価の負担の面からは合理性を欠くものだともいえるんだよね。だってそれでも成り立つんだったら料金はもともと3分の1でいいんじゃんかってことになるでしょ?(安い外国との価格差を考えるとほんとは6分の1でもいいんじゃないの…..ちゃんと計算したら6分の1どころか8分の1以下だわ。この価格差は大きすぎるんじゃないの?)。
これ、へたをすると独禁法とか反トラスト法の問題にもなりかねない話なんじゃないかな。だから、日本人のぼくが日本の半額以下であるタイの料金で利用できちゃってることも(これは仕様だから当然OKに決まってるけど)、誰かがVPNとかプロキシ使って別の国で申し込むことも、ファミリーとはいえない人同士でファミリープランに加入しちゃうことも、Spotify 的にはabuseだとか反フェアユースだとかって取り締まったりはしづらいんじゃないかな?

Spotifyの料金って、最初のお試し期間中の料金も、今回のファミリープランも、割引率がとにかく半端ないことで確実に注目を集めるすごいプロモーションだなって思うけれど、こんなふうに割引率を大きくしすぎたり先進国と後進国とで2倍を超える価格差が生じるようだと、やっぱりもともとの対価の合理性に疑問が湧きかねないよね。すばらしいサービスだし、厳しいはずの音楽ストリーミング業界の競争の中でマーケティング的に大成功しているサービスであることは間違いないんだけどね。だから、厳密にはファミリーとはいえない人とファミリープランされちゃっても仕方ないじゃんね(笑)

家族じゃなくてもいいんじゃないのかなとも思うぼく的にはいちばんの理由

それに、ファミリープランを契約した後、離婚したり離縁したり勘当されたりしても、「もう家族じゃないんですからそれぞれ通常プランに加入し直してください」とはわざわざ言われることはないだろうからね(そんなことがあっても同じ住所に暮らす場合なら特に)第一そんな個々の家族の事情なんて知る由もないだろうし。だから家族かどうかなんて実はどうでもいいことだったりもするんじゃないか、なんてぼくは考えてしまうんだよ(家族じゃなくなってるのに何も言われない=事実上ファミリープランのままOKなんだったら、最初っから家族じゃなくたっていいんじゃないってこと)。

「同じ住所に住む」という要件の意味

そして、このファミリープランに、「同じ住所に住む」なんて要件がなんのためにあるのかって考えてたら、居住する国を異にする家族の場合、ログインしてるそれぞれ国の間で料金が違うことがありうるために、非常にややこしいことになるからなんじゃないかと思いついた。そもそもこないだまでの日本のように、ファミリープラン自体がない国もあるわけだからね。そして、どこの料金体系が適用されるかに関しては、ログインしている場所的IPアドレスによって自動的に決定される仕組みだし。しかも、Spotifyは国による価格差をあまり公にはしたくない立場のようだからね。要は、「同じ住所に住む」という制限は、加入者を増やしたいSpotifyが、加入者を増やすために採用している国別の料金体系の差異を、あまりユーザーに知られることなく維持するために定める要件にすぎないんじゃないかって思う。ふつう「住所」と聞いて、住む場所が国レベルで違う場合を想起することはないから、国による価格差に気づかれることを防ぐ目くらましにもなるじゃん。家族でないといけないとか同じ住所じゃないといけないと言いつつ家族であることや住所の証明を求めることもないのは、ひとえに、国による料金体系の違いからユーザーを遠ざけることが目的であるにすぎないからなんだろうと思うよ。

「家を出たメンバーをファミリープランから抜かないといけない」との規定の意味

ユーザー規約にある、家族のメンバーが同じ住所に住まなくなった場合はそのメンバーをファミリープランから抜かなければならないという規定の意味も同じ。そうしなければ、家を出たメンバーが家を出るだけでなく国を出て、料金体系の異なる国に移った場合、IPでユーザーの位置情報を把握するSpotifyのサーバーがアプリやブラウザに自動的にその国のSpotifyのコンテンツ(自社ウェブサイト上で展開している国別のプロモーションの表示も含め)を表示させてしまうのに、その国の他の人々との間で、同じところにいるのに支払う料金が違う(ただし支払うのは主契約者)という不都合・不公平が生じ、ひいてはSpotifyにとってクレーム処理のコストやらイメージダウンのリスクやらというマイナスに確実に結びつく危険があるということだろう。

「引越をしても住所変更ができず、既存のアカウントを解約し、新しい住所で新規のアカウントを作り直さないといけない」との規定の意味

同じくユーザー規約(という名称のものは実はなくてヘルプの項に記されているんだけど)には、住所変更できませんって書かれてるんだよね。え、じゃあ引越し禁止ってこと?って一瞬思ったりしたけど、引越してもいいけど、「引越したら一旦解約してから新しい住所でアカウント作り直してね」ってことらしい。ここにいう住所ってメールアドレスとかじゃなくて、物理的に住んでる現実の住所って意味だよ。インターネットのサービスで、メールやウェブサイトのアドレスじゃなく現実世界の住所を問題にするって珍しいよね。しかも引越してんのに住所変更できないとか。でもこれの意味も、海外に引越されたりしたら料金の関係の処理がややこしいことになるから一旦解約してくれってことなのに、海外ってことを持ち出したくないからこういうことにしてるんじゃないかなって思うよ。たぶんね。

やっぱり黙認?⋯⋯BANもあり得る?

それに、ぼくが書いたようなことを思いついたり実践しようとしたりする人が現れることだって容易に想像できるはずなのに、それを防ごうとしたり明示的に禁止したりすれば、かえって多くの人に知られたくないことを知られてしまうというやぶ蛇的な事態になってしまうから、黙認せざるを得ないってことなんじゃないかな。ごめんね、Spotify。ぼくはSpotify大好きなんだよ。だって、

ファミリープランのメンバーから削除されてしまったのはなぜですか?

ファミリープランに加入できるのは、プラン主契約者と同じ住所にお住いの方だけです。
ファミリープランのメンバーとなる資格を認証できない場合は、メンバーから削除されます。
その場合、プレミアムプランへアップグレードすると、引き続きプレミアムの機能をお楽しみいただけます。または、現在 Spotify で実施している、他のトライアルやキャンペーンをご確認ください。

この記述からすると、資格(住所の同一性)を認証できず住所が違うってことでファミリープランのメンバーから削除されることもありうるみたいなんだけれど、でもだからといってもうSpotifyのサービス一切使えなくなるってわけじゃなくて、Freeプランの資格は残るみたいだし、自分でプレミアムにアップグレードすることも許してる。そのうえ、他のトライアルやキャンペーンも使っていいよなんて言ってるんだからね。優しい会社だよね。つうか、ユーザー獲得に熱心だよね。だから悪いことはあまりあからさまにはやっちゃだめだなって思う。

それに、ファミリープランのメンバーに関し、住所については同じ住所に住むということを明確な要件としているのに対し、「家族」ってことについてSpotifyはその家族の定義とか範囲とか要件なんかを明らかにしていないんだよ。血が繋がっていることとか、何親等までとか、直系血族はいいけど傍系血族はだめとかいいとか。ふつう家族っていったらこのようなことを定めないと家族をなんらかの要件としたことにはならないはずなんだけど、法律や慣習が異なるから家族の概念や範囲だってさまざまだろう世界中の人をユーザーとしている会社が、一律に家族の定義・範囲なんかを定めることなんてそう簡単にできるわけない。それに、細かく定めたところでその要件の具備を確かめようがないわけだし(いちいち確認書類とかを要求するとたいへんなことになるし、めんどくさくて加入者減るよね。そしたらユーザー増やす目的に対し逆効果)。そういうことからすると、Spotifyのいう「家族」というのはとりあえず、「同じ住所に住む人」を意味してるのかな、って思う。つまり、「同じ住所に住む『家族』」がファミリープランの対象というわけではなく、「同じ住所に住む人」を「家族」ってことにしてファミリープランを組めますよ、ってことを緩やかに表明していると見ることができるんだよね。例えば、ヘルプページのファミリープランの項で、

注:ファミリープランに加入できるのは、定期購入プランの契約者と同じ住所にお住いの方だけです。

と書かれていて、「同じ住所にお住いの『家族の方』だけです」とはなっていないんだよ。この記述と、

メンバーとして参加する人は以下の条件を満たす必要があります。

  • 契約者と同じ住所に住んでいること。
  • 利用規約にある最低年齢とその他の要件をすべて満たしていること。

この記述が加入条件についていちばんはっきりと規定している箇所なんだけど、家族ってことにはまったく触れられていないのよね。家族が何かについて決めれば決めるほど、加入の条件を厳しくすることになってSpotifyにとって意味がないわけだけど、同居している人々≒家族に限ることにしておけば、割引を受けられない立場の人の納得も比較的得られやすく、グループ加入での大幅割引のある料金体系を正当化できるからなんだろうと思う。要は、「家族ならお財布はひとつ」といえる場合が多いところ、血が繋がってたり法的に親子兄弟とはいえなくとも、同居してれば広い意味で家族だと言っちゃっていいよね、内縁の妻の例だってあるしね、みたいな

*ただし、先ほど文中に貼り付けたSpotifyのサイトのスクショを見ると、「友人も追加できますか?」の質問に対し「同じ住所に住んでいるご家族だけが対象です」と書かれてる。ぼくの印象では、これが載ってるファミリープランのキャンペーンページよりも本当に拘束力を持つのはユーザー規約的なものに相当すると思われるヘルプページの記述(https://support.spotify.com/jp/article/premium-for-family/)であって、そっちが優先されるんじゃないかと思うから、そうすると、加入条件について述べているファミリープランに加入できるのは、定期購入プランの契約者と同じ住所にお住いの方だけです」という規定がSpotifyとしての公式な見解なんじゃないかと思われ、それゆえ「家族」かどうかは問わないってことになる。そして念のため、日本以外の国ではどうなっているのか見てみようと、とりあえず英語圏のイギリスのページを見てみた。そしたらさっきスクショの画像を貼ったサイトのページのUK版(https://www.spotify.com/uk/family)に、まったく同じQ&Aが載っていて、

Can I add friends too? (ナリタ訳:友人も追加できますか?)
If you reside at the same address, then yes. (ナリタ訳:同じ住所にお住いであれば、はい、ご友人も追加できます)

https://www.spotify.com/uk/family/

Spotify Premium Family Plan page uk

ってハッキリ書かれてるじゃん!!!やっぱり、一緒に暮らしている以上は経済的基盤の同一性があるといえるから、同居してる人のことを便宜上「家族」だと扱い(あるいは家族と同視して)、団体加入してまとめて支払う代わりに割引をするって趣旨なんだよ。

ちなみに、ぼくは今日、Spotify.com上のすべての国と言語のページを確認したよ各国のファミリープランのキャンペーンページはページデザインも内容も各国共通で、URLは、https://www.spotify.com/xx/family/

Spotify国選択ページ
https://support.spotify.com/jp/select-your-country/ ただし、この表、どういうわけだかタイの英語ページ(th-en)へのリンクだけ抜けてるね。気づかなかったら、「全部のページを見た」って言えなくなっちゃうじゃんかって思ったら、https://www.spotify.com/jp/select-your-country/ にはタイの英語ページへのリンクがあった。タイの英語版サポートページは用意されてないけど、ふつうの公式ページはタイの英語版もあるってことなのね……。二か国語用意されている他の国と違って、タイで英語は公用語というわけではないからかな。

という形式になっている「xx」の部分に、国別コード(uk, us, it, es…及び国により言語コード-en, -fr…)が入って、全部で67種類あるよ。https://support.spotify.com/jp/select-your-country/
で、「xx」に入るコードを調べられる。

そしたら、日本以外のすべての国とすべての言語のページで、それが何語であっても、

「友人は追加できますか?」
「同じ住所である限り、はい、(追加できます)」

との問答だよ。それこそ一言一句違わないくらいに。本社のあるスウェーデンのページでもだよ。

 

 

こういうのって、統一性を持たせるため世界共通の基本となるページを各国語に翻訳して作るだけなんじゃないの?なんで日本だけ「友人は追加できません」「家族の方だけです」とされているのだろうか?

このQ&Aにおける質問の意味って、明らかに、

「『ファミリープラン』だけに、やっぱり友人は加入させちゃまずいですか?という意味で、

Spotifyの回答としては、

「『ファミリープラン』という名前ではありますが、必ずしも『家族』でなければならないわけではなく、同居している限りご友人でもご加入いただけます

ってことでしょ?そしてこれをいうためにわざわざこの受け答えをキャンペーンページに載せてるわけだよね
つまり、Spotifyは「家族じゃなくてもいいんですよ」(この際お安くするからできるだけみんな入ってね)ってことが言いたいんだよ。そういうSpotifyの意向を勝手に無視していいのかしら?

だ・か・ら、同じ住所であることが重要なんだよ。さっきぼくは、国による価格差の問題を回避することが住所の同一性を要求する目的だろうって書いたけど、まずはこの、「割引による価格差を正当化するため」ってのがいちばんかもね。国による価格差の問題を回避するというのは、価格差を認識させないことで価格差を正当化する必要すらなくしてしまうことだから究極の目的としては同じでもあるんだけどね。

このように考えると、Spotifyのこのファミリープランの規定の仕方、かなり頭いいかもね。

 

ナリタマトコの超お得情報でした!

 

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