美食・美意識高い系の話、旅行自慢など自慢話の癖をやめたいんですってお悩み

美食・美意識高い系の話、旅行自慢など自慢話の癖をやめたいんですってお悩み

仮想戸越銀座のスナック「ほほこ」のフクロウのほほ子です。こんにちは。今日もほほ子ママが、かほこママ宛に来た人生相談に、心のぞうきん活動として勝手にお答えします。

仮想銀座高級クラブ「かほこ」第96夜「自慢ぐせをやめたい」

美味しいものを食べに行った話、家族旅行の話、美意識高い系の話など、他人のこんな話を聞いても面白くないだろうなと思いますが、友人に会うとついそんな話をしてしまい、別れた後、「しまった」と自己嫌悪に陥ってしまいます。

かほこママの神回答

いつもながらのかほこママの神回答は、Voicyで聴いてね

神ソリューションのひとつ、どうしても聞いてほしい嬉しい話題があるとき、話す前に、「ねえねえ、ちょっと自慢話なんだけど聞いてくれる〜?」って言うの、いいよね。かわいくて嫌味にならないよね。

ほほ子ママの回答

ぼくはVoicyでゴッホ氏の「ゴッホのモテラジオ」も聴いているんだけど、ゴッホさんって優しい声としゃべり方で番組の内容も面白くて大人気、高身長でイケメンでモテていて、出した本も売れ行きがすごくて大成功なのに、ぜんぜん嫌味がないんだよね。恋愛工学系の話題って、わりとエグかったりかなりエロかったりするんだけど、そのエグさもぜんぜん感じないどころか、それがけっこうクセになっちゃって、だからぼくだって恋愛工学ってものへの偏見もなくなったくらいだし、ゴッホ氏の番組には女性リスナーもとても多い模様。

ゴッホのモテラジオ

そんなゴッホ氏の魅力って、控えめで謙虚で、自慢をしないところにあるんだろうなと思うんだよね(もちろんそこだけじゃない。モテ男でスマートな感じするのに、なんていうか、なんかかわいい。目下勉強中のこととか、目下チャレンジ中みたいな事柄、つまり完璧じゃないことについてであっても発信して共有しようとしているところが等身大で自然なんだよね。他人を優しく上手に褒めるしね。あ、書いてて気づいたけどこれってかほこママの言うところの「可愛げつくれる三原則」そのものじゃんか。あと、ゴッホさん流の、’いきなりステーキ’での注文の仕方とか食べ方とかをすごく丁寧に解説してくれてたりして、すげーかわいいんだよね。ぼくが高校生の頃、当時メンズノンノのモデルだった風間トオル氏が雑誌で吉野家の牛丼の注文の仕方や食べ方…汁だくって言ってごはんに穴掘って紅ショウガ入れて生卵かけて七味を山盛りかける…を熱く語ってたのが、めっちゃ庶民的ですごく笑ったことを思い出した。恋愛工学のモテラジオの中で、’いきなりステーキ’のお得な食べ方について紹介するって笑。メンズノンノでモデルが吉野家の食べ方語るのと一緒じゃん笑)。

とにかく、ゴッホ氏の魅力のひとつは謙虚で自慢しないところだと思うんだよ。彼は意識的にそうしているようなんだよね。ナンパだとか恋愛の場面においても。そのことはモテラジオの中でもなんども言ってる。勤め先や年収、学歴といったスペックが良い部分とか、自慢になるようなことについては自分からは言わないし、訊かれてもはぐらかしたりぼやかす、高級品を身につけない(腕時計すらしてないらしい)。彼はむしろそれを戦略にすらしている。

職業や勤務先、収入や学歴などの面でハイスペなら、それらは初対面の異性との出会いであるナンパ市場では有力な武器になりそうなものなのに、あえてそういう部分を表に出さない戦略。たしかに、そういうスペックを武器として使うとするなら、上には上がいるわけで、自分よりもハイスペな男がいるマーケットではスペックに頼ったやり方では不利にしかならないし、スペックに惹かれる程度の女しかゲットできないわけだから、ゴッホ氏の戦略には合理性がある。身に纏える武器ではなく、おのれの「内面」と恋愛工学でいうところのファンダメンタルバリューで勝負するというのはまさにこういう意味だろうね、たぶん(ハイスペでゲットしたんでは汎用性がなく恋愛工学になり得ないってこともあるしね)

ゴッホ氏は恋愛の場面でだけでなくそれを徹底しているから、ブログやTwitterやVoicy上でも自慢げにしないし、マウンティングをしたり自分を大きく見せようとするようなこともしない。だからあの力んでないマッタリしたトークが心地よく、多くの人が好感を持っているんじゃないかな。

また、ゴッホ氏は今ではまさに「恋愛工学マスター」だから、「マスターゴッホ」としてそのこと自体を自慢げにしても良い…というかそれが自慢に聞こえたり見えたりしてもいいはずなんだけど、そうは見えない。それは、彼が、恋愛工学マスターになる過程で学んだことだとか非モテ卒業してから得ただろういろんなことを、ひけらかすのではなく自分以外の人たちと共有しようという姿勢でいるからなんじゃないかな。そしてここには、自慢話をしないということに関する大きなヒントがあるように思う

どういうことかというと、自分にとっての良いこと(自慢になるような話)を、自分のために話すのではなく、他の人と共有して他の人の利益になるように話すということ。ゴッホさんの話って、「ぼくにこんな良いことがあったんだけど、それをみんなのためにシェアしたい」ということなんだよね(恋愛工学がPUAと異なる進化を遂げたのも、即数を自慢するのではなく、実証研究で成(性)功した方法論をみんながシェアしてきた点によると思う)

だから、我々も、自慢したくなるような経験をした場合には、どうしたら他の人も同じような経験ができるかを考えて、それを説明できる場合にだけ人に話すようにすれば良いんじゃないかな。たとえば、美味しいものを食べに行った話をするなら、どうやったら人気店の予約がスムーズに取れるかとか、どの席がいい感じでおすすめかとか、どんな注文をしたらお得に食べられるのかとか、そういう情報をシェアする話し方をする。旅行の話もそうだよね。お得な行き方とか、「こういうリクエストをしたら座席がアップグレードされたんだよ*」とか。そういえばゴッホ氏はLCCを使ったお得な海外旅行の仕方なんかも話してた。

高い店に行ったとか、高級な旅行をしたってことなどは基本的には自慢話にしかならない。同じだけの高いお金を払える人じゃないと実現できないから。そしてそれが可能な人が少ない話だから自慢話として成立するわけだし。

でも、お金があったら実現できる贅沢をして、それを人に話して自分だけ気分が高揚するのって、とても虚しいことだよね。

そうじゃなくて、「こんなに安い金額でこんなに楽しむことができるんだよ。この方法だと誰でもそれができるんだよ。そんな方法を私見つけちゃった」ってことを自慢するのが楽しい自慢で、聞いてる人に対して嫌味じゃなくて、てことは結局自慢じゃないんだよね。自分だけがハッピーな話じゃないからね。そういう話題を作れる経験をすることを、自分の楽しみにする生き方がいいんじゃないかな?

今日も心のぞうきん、お届けします。

ほほ子でした

*ちなみに、ぼくは飛行機に乗るときは必ずスーツを着ていくことにしているんだけど(スーツでなくともシックなジャケットとか)、たったそれだけのことでお得なことがかなりの頻度で起こるよ。ほんとに。最低でも、機内での扱いが丁寧に笑。こんな話をしたからにはシェアしとくね。

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