幸せになる覚悟はある?

幸せになる覚悟はある?

幸せになるためにはどうすれば?

なんて人間ならではのテーマかもしれないね。

幸福感を感じることができる人間以外の生きものはいるだろうけれど、「幸せになるためには」なんて考える生きものは、人間以外にはいないだろうからさ。

幸せになるための方法が見つかった

幸福の条件って何?

考えてみたことある?幸せになる方法が、研究により見つかった。以下の4つが、見つかった幸せの4つの因子だ。

《幸せの4つの因子》

第1因子「やってみよう」因子(自己実現と成長)

第2因子「ありがとう」因子(つながりと感謝)

第3因子「なんとかなる!」因子(楽観性)

第4因子「あなたらしく!」因子(人の目を気にしない、マイペースの因子)
前野隆司「幸せのメカニズム」講談社新書

これは慶應義塾大学の前野隆司教授の研究成果。前野教授は、NHK「幸福学」白熱教室にも出演していた。上記4つの因子は、教授のラボのコンピューターが見つけ出したらしい。

この結論、ほんとその通りだなと思うんだけど、実は第2因子と第4因子は対立することにもなる。
人とつながり、人に感謝されるようなことをすること、人から喜びを与えられて自分が感謝するようなこと、人と喜びを分かち合うことって、幸せのひとつの因子なのは間違いない。

だけどそれは、人と関わること、人に喜ばれたり、人にいいって思ってもらうこと(評価を受けること)が不可避でもある。

そうすると、第4因子の、「人の目を気にしない」ということとは相容れない場合が出てくるはずだ。
(ただ、自分が喜ばせたい人にだけ気持ちを向ければよく、「それ以外の人々にどう思われるか」を気にしないで自分らしさを貫けばよいという意味もあると思うので、必ず対立が生じるわけではないね)

 

ほんとうに幸せになるための方法を知る覚悟はある?

上記の第4因子を重視すればいいんだよ。
第1から第3因子は、コンピューターを用いなくとも、考えれば導き出すことができたはずの因子だ(もっとも、コンピューターを用いたのは、導き出すためだけではなく、根拠とするためなのだろうけどね)
しかし、第4因子が、幸せになるためのいくつかの因子のうちの1つとなりうるほどに重要な因子なのかどうかは、考えただけでは結論付けることはできなかっただろう。これを、4つしかない因子のひとつだとしたところ(他の3つと並ぶほどに幸せに対する影響が大きい因子であることを発見したところ)に、この研究の大きな意義があると思う。そしてぼくは個人的には、第1と第4因子が、ダントツに重要だと思う。
自己実現と成長を志向し、それを達成していく生き方の中で、マイペースに、他人の目を気にしないで進むということが、幸せにつながるもっとも重要なことだと考えるからだ。

重要なことは、「他人」には家族も含むということだ。気づいていない場合が多いかもしれないし、気づいていても、そう考えることがいけないことだという観念にとらわれがちだと思うけれど、まったくの他人の目を気にしないことはできても、家族の目や家族の自分に対する期待のような気持ちを気にせず生きることは多くの人にとって難しいと思う。でも、それだけに、自己実現や成長にとって、家族が阻害要因になっている場合が多い。

家族も含む人の目を気にしないで自己実現と成長を目指すために、もっとも手っ取り早い方法は、日本を出ることだよ。
日本にいると、ほんと、必要以上に、どうでもいい人の目を、無意識的に気にして生きているんだよ。それって、人生のムダ使いだと思わない?

幸せになるには覚悟がいる。それはこういう意味なんだ。

 

 

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